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WB工法の正しい使い方


通気断熱WB工法の正しい使い方

夏季

  1. 昼間は窓を閉め、直射をさける・・・昼間の焼け込みを室内に入れない
  2. 夜には窓を開ける・・・夜のうちに昼間の焼け込みを冷やす
  3. 階段上の窓を開け、対流扇を「夏」に設定して上昇気流にする・・・焼け込んで上昇した熱い空気を出す
  4. 通気巾木を開ける・・・床下23℃の冷熱を利用する
  5. ヨドマーズの回転を上げる・・・空気を動かし冷房病をなくす
  6. 各室の入口ドアを開放し、風の通りを良くする…家中の淀んだ空気を階段へ上げる

夏期の昼間の外気温は30℃~35℃ですが、夜は24℃~29℃になります。WB工法は上記1~6の要領によって夜間の冷気を有効活用することができます。
また、WB工法は直直射が強いほど熱を放出し熱がこもらない構造となっています。室内の空気が正しく動くだけで家は涼しくなります。ただしお宅によって間取りと気候条件が違うため、お宅に合った風の流れをつかんでください。

冬季

  1. 対流扇を「冬」に設定し、常に下に圧力をかける・・・階段へ温かい空気が上がらず家中が温か
  2. ヨドマーズを24時間運転する…暖房によって天井に上昇する暖気を床に下げ、天井と床の温度差なくす
  3. 家全体の主暖房は北側の寒い場所に1台設置する・・・14℃~18℃で家中温か
  4. 居間に補助暖房機を設置する・・・2℃~6℃の補助で快適に
  5. ヨドマーズの回転を上げる・・・空気を動かし冷房病をなくす
  6. 居間は20℃~21℃、寝室・廊下・トイレは16℃から7℃、玄関は13℃から5℃が健康温度

通常、温かい空気は上昇し階段・天井を駆け上がるため袖に風が起きます。WB工法は天井と床の温度差をなくし、寒くなると家全体がセーターを着たような状態となります。また、対流扇やヨドマーズによって常に空気が動いているので結露やカビは発生しませんが、死角(物陰)には注意してください。
WB工法は家が呼吸しているので、強制換気(換気計算)の必要はありません。ちなみに、大人1人で1日に20m³、4人家族では80m³の酸素が必要です。40坪の家では300m³の酸素を抱えており、6帖の部屋には23m³の酸素が存在します。WB工法の家は化学物質がこもらず、酸素量も十分です。

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壁材の優れた力

通気断熱WB工法の優れた壁体の透過通気構造は
日本で唯一の「シックハウス対策がなされた工法」と
して国土交通省 特別大臣認定を取得しました。
(建築基準法施行令20条7)

通気断熱WB工法独自の技術で、室内の有害な化学物質や臭いを湿気とともに透湿性の壁を透過して屋外へ排出します。吸湿性に優れた土壁の原理を応用し、機械による室内換気をしなくても、室内ホルムアルデヒド濃度は評価基準である0.08ppm以下を実現します。

化学物質はもともと水に溶けやすい性質を持っています。そのため室内の湿気とともに化学物質を屋外へ排出することをWB工法は考えました。着目したのは土壁の原理です。内壁を土壁のような透湿性の壁を使い、浸透圧によって室内の湿気は壁を透過し、壁体内の通気層へと移動します。その後、化学物質を含んだ湿気は通気層を上昇し、屋外に排出される仕組みです。

室内の有害な化学物質や生活臭は、余分な湿気とともに屋外へ排出することができます。そのため、問題となっているシックハウス症候群の心配はありません。さらに家の寿命を縮める余分な湿気も解消し、結露や蒸れ腐れの心配もありません。室内は常にクリーンな空気で保たれます。

健康障害の原因といわれるシックハウス症候群はなぜ?

現代の住宅のほとんどは高性能な省エネ住宅、高気密高断熱工法を追い求めたため
家につかわれる建材や家具などからでる有害な科学物質により
・偏頭痛・アトピー性皮膚炎・吐き気・めまい・アレルギー疾患・倦怠感・喘息
などの現代病を引き起こしてしまいました。
また室内の機密性が高いことで有害な化学物質をとじこめてしまうばかりか
ビニール製の壁紙が湿気の逃げ場をなくしてしまい、結露がおきやすくなり
・化学物質の滞留
・カビの発生
・ダニの発生
・においのこもり
・湿気や二酸化炭素
の被害にもつながります。

シックハウスを予防するには?

建材に化学物質を使用しない 建材の化学物質は、法律による制限があります。しかし化学物質は、家具などにも含まれているため、建材に使用しなくても、シックハウスの予防にはつながりません。
24時間機械換気システムを
使用する
機械換気システムは、シックハウスに有効ですが、24時間使用しないと効果がえられません。その上、冷暖房した空気を強制的に捨ててしまい、省エネは期待できません。
昔ながらの風通しのよい家に
住む
伝統的な家づくりは通気性がよく、化学物質がこもらないため効果的です。しかし冷暖房効率が悪く、現代の住宅事情を考えると合理的ではありません。

そこで開発されたのが
伝統的な木造建築に独自の新しい技術を組み合わせて実現した
「通気断熱WB工法」の透湿高気密の構造です。

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家の呼吸の仕組み

湿度が高く、夏冬の温度差が激しい日本で快適に暮らすには、冬暖かく、夏涼しい室内環境が重要です。それには室内の通気性と断熱性をうまく両立させることが大切になってきます。
WB工法では木造建築の利点と家の呼吸を組み合わせることで通気性と断熱性を両立させた最適な住まいを実現しています。

家の呼吸のポイントとなる独自の仕組み

■空気の流れ道である「第一通気層」と主段熱と内壁の間にある「第二通気層」

これらが自然な空気の流れを造ります。

■温度の変化で自動的に動く形状記憶合金を使った、形状記憶式自動開閉装置

機械換気システムとは違い、大がかりな設備や電力を使いません。それぞれの通気孔にある装置は、形状記憶合金の特性を利用することで、温度を感知し、夏の暑い日には開き、冬の寒い日には閉じて自動的に住まいの通気をコントロールしています。

しくみ

家にとっての大敵は強い日差しによる屋根と 壁の焼けこみです。焼けこみによってあがった温度は家全体に伝わってしまいます。エアコンを使ってもなかなか室温が下がらかったのは、家が焼けこみの熱を抱え込んでしまっていたからなのです。

WB工法では、気温が上がると各部の通気抗は自動的に開いた状態になります。日中屋根裏や壁は焼けこみの熱で高熱になります。
この熱を解消するのが第一通気層の空気の流れです。そのおかげで屋根裏の温度は14度も下がります。同時に第二通気層ではアンダーヘルスから入った外の空気が床下の冷たい空気とまざり、焼けこみによって起きる上昇気流で壁の中に引き上げられます。そして涼しい空気が通気層をのぼることによって室内の温度上昇を抑えながら、壁を透過した湿気や化学物質などをファットヘルスから家の外に排出します。
その結果、室内はクーラーを使わなくてもおよそ29度にたもつことができ、さらに湿度が低いことにより快適な室内環境を実現しています。
そして空気のよどみと温度のムラは省エネ君ヨドマーズが解消してくれます。
空気の流れが夏の焼けこみを解消し、湿気や化学物質をこもらせない省エネで心地よい室内環境を実現しました。

住宅において深刻な問題となるのが湿気です。
ビニール製の壁紙を使った住宅は、室内が密閉状態になるため湿気による結露が頻繁に起きます。
その結果、家にムレ腐れが生じ、最悪の場合家の寿命を縮めてしまいます。

WB工法では、気温が下がるとアンダーヘルスとハットヘルスが閉じ冷たい外気の進入を防ぎます。
またバリアヘルスが閉じることで壁の中で起こる上昇気流やコールドドラフトを抑え、床や壁の通気層は保温層に変わり、家はまるでセーターをきたかのように冷たい外気の影響を防ぎ、部屋の暖かさを保ちます。
さらに床下の地熱を活用することで床からの冷え込みを抑えます。
室内では省エネ君ヨドマーズが空気を循環して、暖房時の温度ムラを解消します。
結露現象もWB工法の透過のチカラでほとんどおきません。余分な湿気は壁や木の調湿能力によってコントロールされ、室内の湿度を安定した状態に保ちます。

透湿壁、通気層、木材、この組み合わせによって、暑さや寒さに家自身が対応するWB工法の技術は、四季の激しい気候変化でも快適な環境を作り出してくれるのです。

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通気断熱WB工法

通気断熱WB工法とは、日本の木造建築の伝統と知恵に
最新の技術を組み合わせた「呼吸する家」。

部屋の壁に湿気が透過する物を使い、壁の中に通気層を造る構造です。冬は壁の中の通気を止め家がセーターを着たような保温層の状態とし、夏はその通気を開放し、部屋の熱を放出します。
家の各ポイントには自然の温度を感知して自動的に開閉する「熱感知式形状記憶合金・自動開閉装置」を装着することによって、四季に応じ家が自ら衣替えをし、呼吸をする壁体内自然換気システムです。
Wとはダブルの通気層、Bとはビルダーとブレス(呼吸)を表します。

夏は壁の中の通気層を大きく解放し、焼けこみを逃す冷却層にし、冬は通気層を絞って保温断熱層に家を変身させます。
形状記憶合金の収縮により換気口が自動的に開き、反対に低い温度を感知すると換気口が閉じられます。これにより通気層に対流が起き、断熱効果を生み出します。

家自身の呼吸の仕組み

今の住宅によくみられる高気密、高断熱住宅では省エネを追求したために室内が密閉状態になっています。
そこでWB工法は、日本建築の土壁に着目しました。土壁の優れた調湿能力を応用して室内をクリーンにする自然な通気を実現したのです。
※国土交通省シックハウス対策法 日本初 特別大臣認定取得

壁材の優れたちから
シックハウス対策がなされた工法

形状記憶合金で温度によって自動的に壁体内通気層が開閉しますが、夏は上昇した暖気を下ろすため階段天井部にシーリングファン、部屋には室内空気対流扇ヨドマーズを取り付けています。
冬は省エネ君ヨドマーズが室内の空気を循環して、暖房時の温度ムラを解消します。

WB工法の正しい使い方

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施工事例 摂津市S邸様

WB工法木造2階建 3LDK 2010/2 着工

バリアヘルス

右側、柱の下にあるのが「バリアヘルス」です。
熱感知式形状記憶合金でできた優れもので、17℃を目安に開閉し、空気の流れを作ります。
夏の焼けこみを解消し、冬は冷たい外気の影響を防ぎ、部屋の暖かさを保ちます。
湿気や科学物質をこもらせない省エネで心地よい室内環境を実現します。

基礎の断熱材です

ハットヘルス

ハットヘルス天井からみたところ
ハットヘルスは天井に取り付ける熱感知式形状記憶合金です。
開閉することによって室内の温度、湿度をコントロールします。
自然の温度を感知して自動的に開閉できる仕組みは、これからの節電対策として重要な仕組みです。
ハットヘルス上からみたところ

完成です

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施工事例 伊丹I様邸

WB工法重量鉄骨 4LDK 2010/4着工

基礎です

熱感知式形状記憶合金を使った「バリアヘルス」を取り付けます

夏涼しく冬暖かい空気の流れを実現します。
「バリアヘルス」 熱感知式形状記憶合金でできた優れもので、17℃を目安に開閉し、空気の流れを作ります。

棟上です。施工主様自ら「えい!」

完成しました

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人と地球にやさしい呼吸する省エネ・WB工法

日本の木造住宅の伝統と知恵・長い疑問・実務体験から棟梁が
たどりついた人と地球にやさしい呼吸する省エネ・WB工法

呼吸する家とは、室内の空気が自然にきれいになる仕組みとして、日本で初めて国から認められた健康住宅、「通気断熱WB工法」で建てた家です。
山下工務店のWB工法木住宅は家が呼吸しているので、強制換気(換気計算)の必要はありません。WB工法の家は化学物質がこもらず、酸素量も十分です。

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WB工法で省エネ節電対策

注文住宅WB工法 施工事例 摂津市S様邸 伊丹市I様邸

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